豊洲市場をご利用頂いている皆様、日本全国の食関係の皆様に本協議会の設立にあたり、ひとことご挨拶申し上げます。私たちは、この大都市・東京の食を支えている豊洲市場を世界に向けて知名度をさらにあげるべく、世界の食市場・食関係者に向けて情報発信・交流・連携を行い、共に地域経済の発展に貢献するため、本協議会を設立することとしました。
豊洲市場は、日本を代表する食の中心市場として国内外の多くの人々から愛されています。私たちは日本の風土で育まれた新鮮で季節感と味わいのある豊富な種類の食材を誇っており、この日本産食材の持つ魅力を世界に発信し、ビジネスを活発にすることを目的として活動して参る所存です。そこで、豊洲市場関係者ばかりでなく、多くの皆様にこの活動のプラットフォームを活用して頂き、皆様と共に「豊洲・ジャパン」ブランドとして一丸となって日本産食材の魅力を世界に弘めて参りたいと思っております。どうぞ、皆様のご支援、ご参加を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

この４つのフィールドの円を関係者で回していくことで、人と食材と食文化の交流が活性化し、食文化の維持・拡大・復活・新生に伴いビジネスが拡大していく。

• （食の多様性）食と味の世界は、各国の歴史風土や個人の感性に基づく多様な世界であるべきとの理解に基づき、世界との交流を通して多様性を維持・拡大・復活・新生させていくための活動を行い、その延⾧線上に輸出の拡大が図られるとの思想を会員で共有する。
• （安全と美味しいの融合）
  食は人の生命を支えるものとして、安全（科学）で美味しい（感性）という原点に立ち、各国の⾧い食の歴史の中で育まれた健康に寄与する感性価値の高い食品と智慧を共有し、可能ならば日本産の食材を用いて新たな豊洲ブランド食品として国内・世界に普及する。
• （人と組織の交流）
  食の多様性の維持・拡大・復活・新生ために、世界の様々な人と組織の出会いの場を提供する。

• （トレンド発信基地）豊洲が世界の食のトレンド発信基地として中心的な役割を果たす世界に開かれた市場として進化するため、世界の食関係者が集う、ビジネス・情報交換の拠点としての役割を果たす。
• （国内連携輸出）
  豊洲は日本全国とつながり、日本全国の食関係者と連携して、地方の特産品、選ばれた海外の特産品を豊洲に集め、オール・ジャパンで支える、「豊洲・ジャパンブランド」として多様な種類の食品、高い品質、豊富な量を以て安定的かつ継続的な輸出を行う。
• （日本産食材の普及）
  日本産食品・食材のブランド価値を高めるため、世界の料理で広く使われる日本産食材を目指して、料理の創作活動、広報活動、輸出活動、食文化普及への貢献活動を行う。

1. （人）豊洲市場を世界の人が集う場所にしていく。
2. （もの）豊洲ブランドで世界の食市場へ輸出していく。
3. （情報）食のビジネスと情報の交換が出来る機会を提供していく。
4. （感性）食の多様性と感性が高まる料理を弘める活動をしていく。
5. （健康）⾧寿社会を支える健康性に配慮した食品を提供していく。
6. （価値）世界の食を支える豊洲ブランドの価値を高めていく。
7. （子供）次世代の若者が健全な食を正しく選択できるよう、食育を子供達に提供していく。